正直者がバカをみる~自殺の背景

残念ながら、現代社会は人間を「働く機能」で評価します。営業を例にとりましょう。悪事を働いてでも売上を上げる人、正直に生きて売上が上がらない人。会社は全面的に前者を評価します。後者の方はパワハラにあうか、最悪の場合、リストラされます。そして後者の方は「自分はダメ人間」と錯覚して、ますます自信を無くし、経済的にも苦しくなります。その最終段階として自殺が発生します。つまり、自殺撲滅のポイントは「正直に生きる人が高く評価される社会システムを作る」という事になるでしょう。