良い音を追及したら安物にたどり着いた

またオーディオの話を。この度、わが家のオーディオシステムを14万円で処分。お金に困っているから?。とんでもない。より良い音を追及するためです。今回購入したのは全てヤフオク楽天市場で購入したもので、アンプが5000円、CDプレーヤーが3000円、スピーカーがペアで12000円、それに3000円のスーパーウーファーをプラス。合計23000円。つまり、差し引き117000円の儲け。それで音が悪くなったかというと、全くの逆。安物にも名機が多い。特に昔の製品に名機が多い。高級機は、よっぽど広い部屋をもった人でなければ逆に音は悪くなる。具体的には低域が大きく膨らんでモコモコの音になる。パワーが強過ぎるのだ。普通の6~10畳の部屋で音楽を聴く人は定価10万円くらいでシステムを組むのが一番音がいい。普及機の音には高級機のような「偏哲」が無いから長時間聴いていても疲れない。音楽のそのままの姿が見える。オーディオを始めて35年。僕がたどり着いたのは、わずか30000万円程度のシステムだった。世の「価格信仰」のみなさん。貴方の数百万円のオーディオシステムは本当に「良い音」ですか?。